インコの健康管理

ギャーギャーうるさい?インコ発情8つのサイン

こんにちは。インコ、飼ってますか?ギャーギャーうるさいインコですか?

うちのインコも生後数か月の頃、異常なほどにうるさくてその時はへげへげでした。

いったい理由は何だったのか? 当時はわかりませんでしたが、あれはまごうかたなく発情でした。

ギャーギャーうるさいインコには日照時間を短くする

結論から言うとですね。

ある日を境にインコがギャーギャーギャーギャーうるさくなった場合、発情している可能性があります。

この場合のうるさいとは「たまにうるさい!」とか「かごから出せ!出せ!うるさい」程度のものではない。

小鳥の病院B
小鳥の病院B
いっそ「窓から放り出したくなる!」くらいのうるささ

おそらくそれは発情です。感覚的には発情したネコが絡みつくようなしつこさで鳴き続けるのと似た気がする。

ちなみに、「カゴから出たい!!!」程度のうるささならカゴ移動で落ち着く場合も多いよう。耐えがたい「ギャー鳴き」については?

思うところがあるため、次に詳しく記載します。

生後数か月で発情? 突如うるさくなったインコ

インコのポーがわが家にやってきた2か月後だったか、3か月後だったか。同居するのに支障が出るくらい、うるさくてたまらない時期がありました。

私はその頃、家で仕事をしていたのですが一度「ギャーギャー」が始まるとずっーと「ギャーギャー!!」なのです。

1時間のうち50分くらい「ギャーギャー」みたいな感じ。

小鳥の病院D
小鳥の病院D
赤子の夜泣き並みにひどい

その通りです。

つい最近、知恵袋か何かで「インコがうるさすぎて、捨ててしまいたい!」という炎上しそうな投稿を見かけましたが、当時の自分もそれに近い気分だったかもしれません。

その頃、別の変化もありました。

手乗りはずだったインコ(手のひらの中で転がるくらいにベタベタでした)が突如として、手に乗らなくなったのです。

手を出すと噛みつく。だけど、なぜか足には乗る。足にしか乗らないため足の甲をかごに近づけて出し入れしていた記憶があります。

これ、ネタではなくホントです(なお、現在は腕には乗ります。肩にも乗ります。でも、やはり、手や指には乗りたがりません)。

それでもって「ギャーギャーうるさい!」「突如、攻撃的!」な症状を調べまくると、必ず出てくるのが「発情」のフレーズでした。

鳥医学的には不確かです。当時のポーちゃんは生後3、4か月。発情とは基本的に成鳥の衝動です。イメージとしてはまだ4、5才くらいなのに生理が始まってしまうような。ヒト医学でもまれにそういうことがあるようですが、考えるとなんともいえなくなる……。

小鳥の病院D
小鳥の病院D
結局どうしたの?

一般に言われている発情対策の一つ、「日照時間を短くする」を実施したところ、「ギャーギャーギャーギャー」現象は収束していきました。

なお、その後、鳥の病院で

あるお医者さん
あるお医者さん
日照時間の長短は発情とは無関係です

と言われてしまうのですが、この時は実際に収まった。理由はわかりませんよ。

結局、鳥医学なんてわからないことの方が多いわけです。インコの医療なんて携わってきた人数が少ない上、歴史もここ数十年ってところですからね。

過発情は病気のリスクも!?

ギャーギャーは収まったものの、うちのインコは慢性的な発情で3才になる頃にヘルニアになってしまいました。

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幸か不幸か、ポーインコは卵を産めない身体だったのですが「過発情→卵を産みすぎ→カルシウム欠乏状態、生命の危険!」という流れを辿るインコもいます。メスだけではなく、オスの場合でも精巣がんなどの病気に罹りやすくなると言われます。

このページを見ている飼い主さんはそもそもインコとかなりの仲良しなはず。仲良しであればあるほど発情リスクも高まりやすい。

要注意案件なのですが、発情するとどうなるのか。

異常なほどのギャーギャーも一つのサインですが、そのほかのポイントを以下に見ていきたいと思います。

インコは発情するとどうなるのか?

1、メスはろうまく(鼻のところ)の色が変わる

一般的に発情すると、ろう膜の色が変わります。メスの場合ですね。

♀のポーの場合、発情していない時はピンク系。

一方、発情すると茶色くガサガサしてきます。

ただし、これは種にもよります。一般にメスは元がベージュ系、オスがピンク系らしいです。ポーはメスですが元はピンクベージュです。

余談ながら性別判断が簡単ではない種もいますが、発情するとガサガサと厚ぼったい感じになるのは共通するよう。

うちのインコは生後数か月ごろからガサガサ茶色になり、3才の頃までずっとこんな状態でした。

後に大病を経験し(要は病で発情どころではなくなった)、ピンクに戻りましたが、動物である以上、発情シーズンはあります。

そういう時期はろう膜が茶色くガサガサしてきます。

けれど、これも絶対に絶対ではありません。
あるお医者さんは言いました。

鳥医者A
鳥医者A
発情とろう膜の関係にエビデンスといえるものは、まだありません。ろう膜に変化はないのに卵を産み続けた雌もいましたよ。

そもそもインコの医学なんてエビデンスを求めるに歴史が浅すぎるというものです。

ちなみに、オスの場合は発情による変化はないそうです。オスなのに、ろう膜がガサガサ変わってきたら、それまた病気の疑い。病院に連れて行きましょうね。

2、吐き戻しやお尻をこすりつける

発情すると、エサを吐き戻し、飼い主にあげようとする行為が見られるよう。

止まり木やあなたの手にお尻をこすりつけてきたりすることもあります。オスの場合の求愛行動といわれていますが、メスインコでも見たことはある。

どちらにせよ、それをやられたあなたは性愛の対象として見られているということ。インコ大好きでも、どうやっても、その声には答えてあげられないわけですから、しばしの間はインコとの接触を断ちましょう。

3、目をギラギラ見開き、しゃちほこポーズ

目をギラギラさせて(俗にいう点目。瞳孔が絞られ、黒目が小さくなる)「しゃちほこ」みたいに固まることがあります。かなり異様です。

オスの場合はどうなのかわかりませんが、メスのポーちゃんはよくやりました。

飼い主に情報がなくとも、ひと目で「なんかコワい」「なんかヤバい」感じを与える所作です。「発情大賞」を与えるとしたらコレ!という気がします。

4、突然噛みついたりする

おそらく性別に関わらず。

結構な勢いで噛みついてくる(それも痛い)ことがあります。

メスの場合はそもそもオスより噛みつきがキツイ個体も多いですが、今までおとなしかったのに、急に攻撃的になったのなら「発情」を視野に入れましょう。(※換羽期に攻撃的になるインコもいます)

5、すみっこに入りたがる

これはメスに多い行動です。服の袖とかね、何かのすき間とかね、カバンの中とかね。巣作りのイメージでしょうか。

 

6、新聞などをかじって千切ってボロボロにする

これも巣作りのイメージ。うちのメスインコの場合、5と6は本当によくやっていました。

「(病み上がりで体力が落ち)今は絶対発情する時期じゃないよね?」という時ですらやっていました。

単に個体としてのクセなのか、未だにわかりかねるところでもあります。ただ、一般的には「発情を疑え」という行動らしいです。

7、フンが大きくなる

これもメスならの行動かと。

卵を産む練習のため?なのか、フンが巨大になります。「えっ?この体格でこのフン?」と思うような大きさです。

8、ギャーギャーうるさい

でもって、これで冒頭に戻ると。

何にせよ、インコの発情は一筋縄ではいきません。私自身、今も研究中なわけですが病院の先生に聞いた以下の記事も参考にどうぞ。

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ドクターインコと仲間たち
東京在住のセキセイインコの飼い主です。先代はヘルニアインコ。2代目はPBFD疑いも陰転済み。「小鳥の専門医に聞いた話」+「実際にやってみた素人の試行錯誤」をまとめたノウハウブログ。肥満や発情対策などお医者さんの真逆のアドバイスを勝手に対決させたりもしています。100%と言わず50%程度の気持ちで参考にして頂ければ。